コラム/事例集

イベントの告知・宣伝方法まとめ|9つの成功ポイントも解説!

イベントを開催するにあたり、告知や宣伝は集客を左右する重要なものです。しかし、宣伝を成功させるにはどのような方法を用い、どのような点に注意するべきかを考慮する必要があります。今回はイベント宣伝のポイントと宣伝方法について詳しく解説していきます。


そもそも宣伝とは?

「宣伝」とは、様々な情報を発信することで人々の関心を得ることです。ビジネスにおいては、商品やサービスを売る企業が、消費者・ユーザーに購入してもらうことを目指し、様々なツールや媒体を用いて行うアクションのことを言います。実際の購買に繋げるために行う情報発信活動と言うこともできるでしょう。

広告・広報との違い

似た言葉に、「広告」や「広報」があります。
まず「広告」とは、”買ってもらうこと”よりも”知ってもらうこと”に重点を置いており、商品やサービス、ブランドの認知を拡大するために行う活動を指します。
次に「広報(PR)」とは、サービスやブランド、会社自体の信頼性や好感度の向上を目指して、社会に対して情報を発信することを指します。マスメディアなど公共性の高い第三者に取り上げてもらうことで、ブランドなどのイメージアップを図ります。
宣伝・広告・広報はそれぞれ別の目的を持ち、異なる方法で情報発信を行います。この3つの区別を把握しておきましょう。

イベントの宣伝のポイント

イベントを宣伝するにあたって、気を付けておきたいポイントを9つ紹介します。やや多く感じるかもしれませんが、一つ間違えると宣伝効果が損なわれる可能性もあります。自社の宣伝活動について、チェックしてみましょう。

ターゲットを絞る

まず大切なことはターゲットを絞ることです。どのような人に来場してほしいか、年代や性別、趣味、属性などを絞り込みます。ペルソナを作成することも有効でしょう。各項目ごとに、効果的な宣伝方法は異なります。ターゲットが広い・多いと、それだけ宣伝効果も薄れてしまうので注意しましょう。

告知する媒体を選ぶ

ターゲットに合わせて、伝えたい情報を発信する媒体を考えましょう。例えば中高年をターゲットとしたときに、InstagramやTikTokなど若者向けのSNSを利用してもなかなか効果は上がらないでしょう。そのターゲットが多く利用する媒体を探す必要があります。目的・ターゲットに合わせて複数の媒体を使い分けることも効果的です。

イベントに参加するメリットを伝える

そのイベントに参加するとどのようなメリットを得ることができるのか、という点を明確に発信することで、参加意欲が向上します。イベント内容のどのような点が参加者のメリットになるのか、初期段階でよく考えておくと良いでしょう。

アクセスしやすい会場や日程を設定する

ターゲット層がアクセスしやすい会場や日程を設定します。例えば会社員をターゲットとしたイベントを平日昼間に開いた場合、参加可能な人数はかなり少ないでしょう。物理的・心理的にターゲットが行きやすい日時や場所で開催することが重要です。イベントの長さやキャパシティ、駐車場の台数なども関係します。

キャッチーなタイトルを設定する

宣伝を受け取った人にとって、タイトルは一番に目に入るものです。ここで興味が湧かないと、その後の行動に繋がらない可能性があります。。ターゲットにとってわかりやすく、「行きたい」と思わせるタイトルをつけましょう。 イベントの趣旨や雰囲気もここに表れてきます。カタカナ表記/アルファベット表記、フォントなど、細部もこだわりましょう。

ユニークな宣伝を作成する

宣伝は基本的にメリットやポジティブなポイントを掲載するものですが、それを逆手にとってある意味”マイナス”な要素を入れることで、人々の注目を集める手法があります。
例えば、自虐的なネタを入れたり、インパクトのある比喩表現を取り入れたりすることが挙げられます。ユニーク(独特)な表現を全ての人に伝えることは難しいかもしれませんが、設定したターゲットであれば理解される範囲を見極めることで、効果的な宣伝に繋がる可能性があります。

ピンポイントで伝える宣伝手段を取る

宣伝手段を一工夫することでも、効果的な宣伝にすることができます。例えばSNSを利用する際も、ただ利用するだけでなく目を惹くビジュアルを用いたり、ユニークなキャンペーンを併用することでさらなる効果を期待できます。 新しい顧客層を開拓していきたい場合も、今までのユーザーが使わないような媒体を利用し、新たなターゲットに沿った手段を用いることで効果を発揮するでしょう。

前回イベントで宣伝する

複数回実施するイベントであれば、次回のイベントの日時や場所を決めておき、イベント内で宣伝することも有効です。一度来場したイベントであれば認知は既にあるため、次回イベント参加という行動を促す宣伝から行うことができます。リピーター特典や友人特典などを用意するのも有効でしょう。

既存顧客への告知

一度イベントに参加したことのある人や、商品やサービスを既に利用している人といった既存顧客に対してのアプローチも重要です。例えば、会員登録が済んでいれば登録されたメールアドレスや住所に宣伝を送ることができます。メルマガやDMだけでなく、最近ではSNSのフォローも一つの手段となっています。

告知・宣伝方法一覧

では具体的にどのような宣伝方法があるのでしょうか。今回は宣伝方法を一覧にしてご紹介します。

①紙媒体

・パンフレット:情報を網羅的に掲載できる
・DM(ダイレクトメール):ターゲットや送付物を細かく調整できる
・チラシ:手配り、折り込みなど
・ポスティング
・ポスター:多くの人に見てもらえる

②インターネット

・ホームページ:工夫を凝らしたページを作れる
・SNS:比較的簡単、拡散に期待できる
・ネット広告:効果の分析をしやすい
・メルマガ:既に認知のある消費者に送れる
・プレスリリース:マスメディアに掲載されれば拡散に期待できる
・イベント告知サイト:掲載料金がかかる場合がある

③対面

・セミナー:反応を直接確認できる
・展示会・イベント
・店頭:店舗があれば来店者に直接アプローチできる

以上の宣伝方法を比較し、イベントのターゲットや目的に合わせて適した方法を複数組み合わせるとより効果的なものになるでしょう。

イベント告知サイトの利用について

宣伝方法の一つとしてイベント告知サイトを紹介しましたが、利用する前に把握しておきたいメリットと注意点があります。それぞれご紹介します。

メリット

大きなメリットは、宣伝の効率が良いことです。イベント告知サイトにはイベントに関心のある人が集まります。また、日時や会場、内容などで絞り込んで検索することができるため、参加可能な人に情報を届けやすくなるでしょう。

注意点

一方で注意点としては、ライバルとなるイベントと競争する必要があることです。同じようなイベントが並ぶ検索結果画面で、いかに自社のイベントを魅力的に思ってもらうか、宣伝内容を工夫する必要があります。
また、掲載に費用がかかる場合もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

今回はイベントの宣伝について、そのポイントや具体的な方法について詳しく解説しました。しかし、多くの選択肢から有効な方法を選ぶのは最初は難しいかもしれません。そういった場合は、イベントのプロに任せてみてはいかがでしょうか。
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